転がしが成功する確率、馬券全通り買いで利益を狙えるケース、単勝馬券に増えつつある確率論最大の敵、競馬を確率で解体して必勝法を生み出そう
競馬予想は、経験はもちろん、毎日の思考訓練で伸ばすことは可能だ。
これらの5つの項目は精神論にも近く、即座に効果が期待出来るものではないが、染み込ませることで的中率の向上に一役買わせられるだろう。
1 期限を設ける
予想や分析に1日中かかっているような気がしたら、重要でないことに捕らわれている可能性が高い。だが、期限を設ければ、時間を気にするようになる。無駄に時間を浪費しているのに過ぎないのに、時間をかけているだけで充足感を覚えがちだ。勘違いしないようにしたい。
2 優先度を決める
予想ファクター全てに等しく時間を割こうとすると、結果どれもこれも中途半端なままになることも多い。優先度を設置しよう。なんなら、たった一つに絞っても構わない。どうしてもこの予想だけは決める。自分の中に、最低でもこれだけはこなすという重要なものを設置するのが大切だ。
3 予想する最初の1時間は新しい情報を入れない
新しい情報を入れない。逆説的になるが、情報を支配するには情報に踊らされない必要がある。2で決めた予想作業をまずはクリアしよう。
4 手付かずになったものは捨てる
後で必要になるだろうからと残しておいた情報は、1週間も手付かずだったのなら捨ててよい。残した時は重要だと思ったのかも知れないが、検討するに値しない情報だ。重要ではないというのを、一週間放置という事実が証明したからだ。瑣末なものだと断じ、それを捨て、リフレッシュするほうが精神衛生面でもよい。
5 的中した時を多角的に分析する
的中した時、どのような条件でそれが当たったのかを分析するのが重要だ。敗北から学ぶよりも、勝ちから学ぶほうが、楽しかったイメージも反芻され、精神面でも良い流れのサイクルを作ってくれる。たとえ、勘で当たった馬券だったとしても、分析すべき要素はある。